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ゾンビ映画で主人公がTシャツ着てるのが納得いかない

だって噛まれたらゾンビになるんですよ。プロテクトしろよやる気あんのか

トム・クルーズ主演「アウトロー」の感想

映画


トム・クルーズ主演『アウトロー』予告編 - YouTube

 

これは賛否別れるかな、と思います。

賛否というか、物足りなく感じる人がいるのではないかという感じでしょうか。
 
 
トム・クルーズ主演のアクションは派手目のドンパチが多く、僕もそういう映画が大好きではあるのですが、本作はそのような映画ではありません。
 
というか、そもそもアクション映画ではありません。
 
とはいえ僕はこの映画をどう感じたかというと、面白かったです。
傑作とまではいかないまでも、良作ではあったな、と。
シリーズ化される事を期待しています。
 
本作はハデなアクションではなく、どちらかといえばハードボイルドのサスペンスです。
クライマックスに派手な銃撃戦があるにはありますが、ミッション・インポッシブルのような「ハリウッド感」はありません。
 
原題は「ジャック・リーチャー」といいまして、これはトム・クルーズ演じる主人公の名前なのですが、つまりは彼の映画です。
ジャック・リーチャーという人物の魅力を味わう映画なんだと思います。
 
邦題の「アウトロー」に関しては、またしょうもない邦題つけやがって配給会社のカスが、などと最初は思いもしたのですが、考えれば考えるほど「アウトロー」以外ないように思えます。
ジャック・リーチャーって言われても日本人的にはなんのこっちゃ、としか思わないでしょうし。
 
 
ジャック・リーチャーという主人公ですが、変わり者で偏屈、皮肉屋なんですが、頭が切れて実は情に脆い。
そして何より、正義感が強く、悪には容赦がない。
 
こういうイーストウッドがよくやっていた感じのキャラクターです。
僕が大好きな「シューター/極大射程」のボブ・リー・スワガーも似たようなキャラクターでしたが、こういうハードボイルドな主人公はジリジリとした熱さがあってとても好きですね。
 

 
ジャック・リーチャーもボブ・リー・スワガーもアメリカで人気のシリーズ小説なので、あちらでは人気のジャンルなのかもしれません。
 
 
で、本作の魅力であり、かつこの映画に物足りないと感じる人にとっても同じ理由かと思いますが、派手さがない所です。
主人公はあくまで一般人であり、無敵のスパイではありません。
 
作戦はちょいちょいアクシデントに見舞われるし、カーチェイスや銃撃戦では若干あたふたしています。
守ろうとする人間全てを守れるわけでもない。
人間としてリアルなんですね。
 
007スカイ・フォールでダニエル・クレイグ演じるボンドがロートルとして描かれ、万能感を失って代わりに魅力的な人間味を獲得したように、本作ではトム・クルーズが持つ万能感、ハリウッド感が抑えられています。
 

 
トム・クルーズもなんだかんだでいい年ですしね。
今後はこういう、キャラクターの魅力で勝負していくのではないかと思います。
 
 
そういう訳ですので、トム・クルーズの映画は派手なだけでスッカスカだから嫌い、なんて人には是非本作を観てもらいたいと思います。
 

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