ゾンビ映画で主人公がTシャツ着てるのが納得いかない

だって噛まれたらゾンビになるんですよ。プロテクトしろよやる気あんのか

甘城ブリリアントパークの2巻が発売!

甘城ブリリアントパークの2巻を読みました。

とりあえずですね、1巻の時もそうだったんですけど表紙しんどい!
この歳になるとこういうのレジに持って行くの、しんどいんです!!

甘城ブリリアントパーク2 (富士見ファンタジア文庫)


中身は別にそこまで萌えっぽくないので、もうちょっと加減して欲しいんですよね。
お願いしますよ。


内容に関しては、流石の賀東さんというか、安定した面白さがあります。
とはいえ、フルメタコップクラフトが好きな読者としては本作は作風が違いすぎて、そこまで執着する必要がないのも事実・・・。
実際、ノリで買ってノリで読んだっていう方が近い感じです。
ライトノベルとは良く言ったもので、読み終わるのに2時間もかからないので、軽い気持ちで読むのがいいのかもしれまんね。


フルメタで確固たる地位を築いた賀東先生なので、1巻から続ける気満々の作り方だったのですが、2巻でもまだまだ続く感じの内容になってます。
新人ではこうはいかないでしょう。
1巻でおどろいたのは、主人公が身につけた特殊能力を一切使わずに1巻を終わらせた事で、「使わんのかーい」ってなったものですが、2巻では1巻で登場した敵の魔法使いが登場しません。
色々と先を見据えて書いてるんだとおもいますが、贅沢な書き方だと思います。

これは長期戦になりそうですね。
ただ、フルメタに比べると発刊ペースは早いようですので、軽い内容で短いスパンで出していくつもりなのかもしれません。


2巻は全体的に1巻のような大目的(二週間で10万人動員)がなく、短めのエピソードになっています。

読みやすいのですが、読み終わって物足りなくもありますね。
しかし、1巻ではあまりそういう気配を感じさせなかったヒロインのいすずが、唐突にヒロイン色を醸し出してきました。
1巻の表紙がいすずだったので、作者的にはヒロインはいすずなのかな?という感じだったのですが、1巻では全くそんな描写がなかったんですよね。
2巻で突然ヒロインじみてきました。

この辺りの描き方も、あざとすぎず、しかしそれなりにワクワクするような絶妙な加減で描かれていて、流石に賀東先生ですね、と思わされます。


正直このシリーズ、話の内容は大した事ないんですよ。
万能高校生の主人公が遊園地を立て直すという設定自体はわりと目新しい感じもしますが、そこまで大事件が発生しているわけではないです。
キャラ同士の掛け合いがメインだと思います。

でも、それを読ませる筆致はさすがだなあ、と。
ギャグもメタ的なものが多く、正直悪ふざけなレベルだと思うんですけど、別にウザくないんですよね。

西尾維新とか、ストーリーそのものより文書で読ませるっていう面があると思うんですけど、結構クドいなあ、って思う事があるんですよね。
なんか芸人の内輪ウケネタを見せられているような。

賀東さんの書く文章にはそういうクドさがなくて(若干のオタク臭さはある)、その辺りが魅力だなーと思います。


どうしても賀東せんにはハードな内容の作品を期待してしまうのですが、甘城ブリリアントパークも期待を裏切らない作品ですので、じっくり続いていってくれればな、と思います。


コップクラフトもお願いしますよ!

コップクラフト 3 (ガガガ文庫)