「マン・オブ・スティール」にダークナイトを期待してはいけません★★☆☆☆
映画『マン・オブ・スティール』本予告編映像 - YouTube
初日のレイトショーで観ました。2D字幕です。
21時からの回にもかかわらず、6、7割くらいは客席が埋まっていたのではないでしょうか?
僕は本作をとてもとても楽しみにしていました。
それはクリストファー・ノーランが製作と脚本に関わっているからです。
ダークナイトシリーズが心底好きで、それ以外にもインセプションやメメントなど彼の作品のファンなんです。
なので、本作に関しては正直な所、期待外れでした。
つまらなかったとかそういう感想よりは、「思っていたのと違った」といった方がしっくりきます。
いやね、ダークナイト的なね、ストイックな感じの映画を期待して観に行ってしまったんですよ。
そしたらアベンジャーズでした。
クリストファー・ノーランよりもザック・スナイダーの作品でしたね。
まあ監督なので当たり前なんですけど。
3Dを意識している作品だというのは2Dで観ていても良く分かったのですが、とにかく迫力に力を入れています。
なので、とにかくバトルが派手。ドツキ合いするたびにビルが吹っ飛んだり、タンクローリーが爆発したり。
映像はとにかく迫力があってまあ爽快ですので、そういう映画と期待して観れば楽しめるのではないでしょうか?
頭空っぽにして観るべし!!
なんかこう、主人公の苦悩とか、弱い人間の必死な戦いとか、そういう男臭さを期待してしまっていたのですが、ドラゴンボールみたいな超戦士の戦い映画でした!
いやー、僕は今までのスーパーマンという作品を良く知らないのですが、こういう映画なんですかね?
結構、大雑把にドツキ合ってましたよ。
敵もPS3っていう感じの宇宙人で、ウェスカーみたいにシュンシュン瞬間移動しながら戦ったりするんですよねえ。
そういうのじゃないんだなあ・・・そういうのを期待してたんじゃないんだ。
主人公のマッチョ君はイケメンですし、ラッセル・クロウとかケビン・コスナーとか脇役も中々の俳優を揃えていたんですが・・・
あまり俳優に関しての感想が残りませんでしたね。
ていうか、ストーリーに対しての感想が何もない。
感情を全く動かされなかった作品ではありました。
勝手に別の作品を期待して観てしまった僕が悪かったというのはかなりあると思います。
アベンジャーズみたいなド派手なヒーローアクションが好きな方にはオススメできると思います。
どうせなら3Dで観た方がいい作品である事は間違いないでしょう。
くれぐれも、ダークナイトを期待して観に行ってはいけません。