「ダイ・ハード ラスト・デイ」カス映画すぎて観たファンの心境がラスト・デイになる件について★☆☆☆☆
注意:本作を好きな方は非常に不快な思いをするかと思いますので、読まない事をお勧めします。あくまで一個人の感想ですので、その辺りよろしくお願いいたします。
ナメてんのか関係者各位てめえコノヤロウ。
コノヤロウズ。
劇場公開時に行かなくて何がファンなの?って言われたら本当返す言葉もございませんが、それなりにシリーズのファンですよ?
4までDVD買ってあったのに全部ブルーレイに買い替えたりしたんですが5作目でこんなカス映画作られたらコレクションが途絶えちゃうだろバカヤロウ!!
いやー・・・
なんでしょう。ショックから立ち直れない。
久しぶりに見ましたよ。こんなカス映画。
まず一本の映画として非常にどうしようもないレベルのカス映画です。
そして何より、「ダイ・ハード」の名前を冠する映画としてこれまた救いようがないくらいのゴミ作品となっております。
まず、ストーリーが破綻してます。
本作の舞台はロシアであります。
主人公ジョン・マクレーンの息子であるジャックが本作で初登場するわけですが、ジャックが冒頭で殺人を犯すわけですね。
実はその殺人はとある重要人物に接触するための作戦の一部だったわけですが、そんな作戦聞いた事もねえよ。
殺人と見せかけた狂言かと思ったら、ちゃんと殺してました。本当にありがとうございました。
そんでまあ、重要人物の裁判中に敵が襲撃してくるんですが、え、襲撃?
国中が注目する裁判が襲撃されるってロシアってそんなデンジャラスな国なんですかねえ。
その後もド派手なカーチェイスで車をグッシャグッシャ壊すんですけど、こんなん関係者各位みなさん捕まるだろ。どうやって逃げたんだよ。
主人公のジョンも、作中通して頭がオカシイ。
明らかに緊迫した状況で息子と再開して、ジャック!ジャック!!とかずっと叫んでんの。空気読むとかそれ以前の問題でしょう。キチガイかよ。
一般人殴り倒して車強奪したり、強奪した車で他の一般人の車踏みつぶしまくったり、ロシア人に恨みでもあんの?
ジョンだけでたぶん50人くらい殺してますよ。
最初から最後まで脚本がカスなので、事細かに一々突っ込んでてもキリがないのですが、一つだけ。
クライマックスシーンはチェルノブイリなんですよ。
で、
「長年の放射能が蓄積してこれ以上は進めない!」
「大丈夫、放射能を中和するガスがあるわ」
ガスプシュー
「よし、みんな息していいよー」
みたいなシーンがあるんですけどマジでなめてんのかてめえコノヤロウバカヤロウ!!
ジャパンにケンカ売ってんのかアメ公!!(ちなみに監督はアイルランド人)
そんで最後、敵は自分からヘリでビルに突っ込んで爆発して死にます。
ヘリでビルの中の主人公親子を攻撃しようとして、
「弾切れだ!!」
「うーん、じゃあ自分で突っ込むぞー!」
ヘリドカーン
主人公親子「飛び降りたら下に何故かプールあったわ助かったわー」
て。
命をナメるな
本作が映画として如何にクソかっていう事を書き続けても仕方ないのですが、映画そのものとは別に一つ文句を言ってやりたい事があります。
レンタルしたんですが、「劇場公開版」と「最強無敵ロング・バージョン」の二つのバージョンが収録されているんですね。
「最強無敵ロング・バージョン」からは「劇場公開版」のシーンがカットされています!!
ロングバージョンでカットすんな!!!
いや、カットするのはまあいいとしよう。
でもカットされているシーンがシリーズ4で登場した娘とのシーンなんですよ。
「最強無敵ロング・バージョン」を見ていたんですが、娘が登場しないんですよ。
予告で出てたはずなのになんで??って思ってたんですが、カットされてるんですよ。
ロング・バージョンのみ。
予告で使用されているシーンが本編でカットされる事はたまにありますが、本編からカットするとは・・・
しかも娘とのシーン、カットする意味ありますかね?入れてやりなさいよ。
映画『ダイ・ハード/ラスト・デイ』予告編 - YouTube
いやもうほんと、酷かった。酷い映画でした。
あー、つまんなかった。