ゾンビ映画で主人公がTシャツ着てるのが納得いかない

だって噛まれたらゾンビになるんですよ。プロテクトしろよやる気あんのか

フライト全然予想と違う映画だったんですけど

 
フライト観ました。
 
これ、なんですかね。
凄く面白かったんですけども、流石ロバート・ゼメキスと思いましたけども、ただ、予告見て想像してた映画と全然違うんですけど。
 
予告を見ると、法廷物の映画かと思ったんですよ。
評決の時みたいな。
 
法廷物の映画は凄く好き、というか外れのケースが少ないので期待して観たんですが、これ全然そういうのじゃない。
 
これは、アル中のクズが自分と向き合って更生への一歩を踏み出せるか?
というそれを描く映画です。
 
事件の真相は?
とか
判決の行方は?
みたいな映画ではありません。
 
だって、映画開始早々主役コカインやってますからね。パイロットなんですけど。
で、これからフライトだ、とか言ってんですよ。しょっぱなから「みなさん、この主人公はクズですよ!」と紹介されるわけです。
 
 
ただ、悪人ではない。
そして何より、パイロットとしての腕が一流なんですね。
 
プライドが高いんですが、そのプライドを裏付けるだけの実績があるんです。
だからこそタチが悪いとも言えますが。
 
プライドが高い故に、彼は自分がクズだとは認められない。
 
 
この映画を観ていて、凄いな!と思ったのは、終盤、この日は、この日だけは酒を飲んではいけない、そういう日に、酒を手にしてしまった主人公の葛藤のシーン。
このシーンは本当に手に汗握りました。
 
ここで酒を飲んでしまえば、キャリアも、友人も、人生全てがパーになる、そういう瞬間にアル中が酒を手に、ジッと葛藤するわけです。
この緊張感たるや!
 
そしてその後の彼の選択、その描き方も含めて心臓がバクバク言いました。
 
 
そして、そのシーンを経ての、彼に迫られたもう一つの選択。
この映画のクライマックスは、主人公がどのような決断をするか?
それを描いています。
 
主人公はある決断をし、ある物を失い、ある物を得ます。
 
自分と向き合えずにいたアル中が、自分がアル中であると認めた時、彼の人生はどのような変貌をとげるのでしょうか?
 
 
安易なご都合主義のハッピーエンドではなく、かといって見るものに納得と満足を与える素晴らしい脚本だったと思います。
 
 
法廷物でもサスペンスでもありませんでしたが、練られた脚本は見事で、観て良かったと思える作品でした。
オススメです。
 

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