ゾンビ映画で主人公がTシャツ着てるのが納得いかない

だって噛まれたらゾンビになるんですよ。プロテクトしろよやる気あんのか

子供を育てるという事

子供が行方不明になる痛ましい事件が起きて、このブログを書いている今でもまだ少年は見つかっていない。

本当に心の底から、早く無事に見つかって欲しいと思う。
ここ数日、仕事中もyahooニュースをちょくちょくチェックしたりしている。
無事保護された、というニュースがトップに表示されていないか、そんな期待でサイトを開くが、未だにそのニュースは確認できていない。


僕と同じような心境の人は多くいるのではないかと思う。
自分の子供ではないし、会ったこともない少年だけれど、本当に無事でいて欲しいと思う。


飽くまで個人的な話ではあるが、このニュースがここまで気がかりなのは、単純に行方不明の子供が無事でいてほしい、ただそれだけの話ではないように思う。

僕は、このニュースを目にしたかなり最初から、子供の親に感情移入してしまっている。

もし自分の子供が行方不明になったら・・・
そう考えるとゾッとする。
考えただけでもゾッとする事を、今、現実として味わっている夫婦がいるのだ。

胸がキリキリする。

どんなにか辛いだろう。
夜もロクに眠れないだろう。自分を責めて責めて、いてもたってもいられなくて、数日前の自分の行いをずっと後悔し続けているだろう。
まともな精神状態でいられるだろうか。



人の不幸をブログのネタにしたくはない。このニュースも元々取り上げるつもりなどなかった。

ただ、事の発端が両親による過ちであった事が判明するや否や、世間が一層騒ぎだした。

やれ虐待だの、本当は親が山に埋めただの、見るに耐えないコメントを目にした。

こいつらにはほんのちょっとした想像力すらないのか?と思う。

人の親にならなくたって、ちょっと想像力を働かせれば、両親が今どんな気持ちでいるか分かりそうなものじゃないか。


挙句エスカレートしてきて、得意気に子育て論をぶちかますブログまで出てきた。

子供に感情的になるなんてあり得ないだとか、子供と信頼関係が出来てれば言う事を聞くはずとか、クソみたいな文章が聖人ヅラで書かれている。

反吐が出る。

書いた奴を、面と向かって罵ってやりたい。


子育ては、子供と親がどちらも成長していくもの、なんて良く言われる。

親だって未熟なのだ。


子供ができる前にどんなに理想的な子育てを夢見ていたって、そんな計画通りに子供が育ってくれる家庭なんてごくごく僅かだろう。

子供にイラつくなだって?
人間、睡眠時間が削られれば正常な判断が出来なくなる。

睡眠時間が削られれていなくたって、10回も20回も繰り返し同じ注意をしなければいけないとしたら、段々とイライラしてくる。

自分は平気でも、電車の中で大声を出されれば他人に迷惑をかけているのではと慌てて、どうにかして静かにしなければとつい声を荒げてしまう事もある。


特に、小さな子供には理屈が全く通じない。
ニコニコと「ダメだよ?」と言って聞かせた所で、遊んで貰っていると思うだけだ。叱るときには声を荒げないと、叱っている事すら伝えられない。

赤の他人が、どんなつもりで親が声を荒げているかなんて、どうして分かるって言える?


どんなにしんどくても、自分は子供に手は上げない、そう決めている親は多いんじゃないだろうか。
でも、手を上げないように頑張っているギリギリの所で声すら荒げるなというのは本当に難しい話だと思う。



突然話を変えるが、みなさんにはこんな経験は無いだろうか?

焼肉食べ放題、寿司でもなんでも構わないが、「これから腹一杯食って食って食いまくるぞ!」と意気込んで店に行くが、思っていたより食べられない。

店を出る頃には、もう当分焼肉なんて食べたくない、なんて思っている。

ケーキでもいい。
食べ物じゃなくてもいい。
遊園地のジェットコースターでもいい。
女性なら生理前後の話でもいい。
男性なら、下ネタになってしまうが、AVを見る前後で考えてみて欲しい。

何が言いたいかと言うと、固い意志や強い意気込みで決めたつもりの事が、ほんの30分後には真逆の事を考えている、そんな事はないか、という話だ。

人間の脳の話だ。


人間の脳は、思ったより賢くない。
ちょっと脳内物質が出るだけで、コロッと真逆の事を考え出す。

自分は子供に怒鳴ったりしない。
子供に怒鳴る奴は親失格、子供が泣いて暴れたって愛情を持って抱きしめてやれば通じる。

そう思ってる人間にも、子供が出来た途端にオキシトシンやらエストロゲンやらがドバドバ出て、こんなはずじゃなかった、なんで怒鳴ってしまうのか分からない。自分は親失格なんじゃないか、子供から逃げたい、そんな事を考える自分が嫌だ。

こんな風に考え出す可能性は充分ありえる。

こういう負の感情と闘いながら、みんな必死に子育てをしてるのだ。


したり顔で賢しげに、虐待だの愛情だの語るクソブロガーども。
自らを恥じるがいい。

いじめのニュースを見て、被害者の少年に感情移入するのが普通かと思う。

しかし、加害者の親に感情移入してしまう。
自分の子供が、もし人の子供を傷つけてしまったら・・・?そんな風にニュースを捉えるようになってしまう。

それが親になるということだ。

世の中に対する見方が変わってしまう。
それが子供を育てるという事だ。


自分が未熟だという自覚を持つべきだ。

完全な親なんて、この世に一人だっていないだろう。

子供が行方不明の親を責める事が正しい事、そんな風に感じているなら、それは未熟だという事だ。視野が狭いという事だ。
いつかあなたも、失敗をしまうかもしれない。
そんなつもりじゃなかった、そう深く後悔する日が来るかもしれない。
来なければ、それはラッキーなのだ。


子供の親は、常にそんな恐怖を抱えて生きているのだ。

それを知ったなら、もう静かにするべきだろう。


感情的に書き殴ったので支離滅裂な文章になったが、
とにかく、少年が無事に保護されますように。

(6月3日追記)
無事少年は保護されたとのニュース。
本当に良かった。