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ゾンビ映画で主人公がTシャツ着てるのが納得いかない

だって噛まれたらゾンビになるんですよ。プロテクトしろよやる気あんのか

「96時間/リベンジ」を見ました

結論から言いますと、面白いです。

知ってました。

 

1作目の96時間を見て面白いと思った人なら、間違いなく面白いと思うと思います。

だって1作目と一緒ですし。

 

1作目は愛する一人娘を人身売買組織に誘拐された主人公のブライアン(リーアムのとっつぁん)が、娘を救い出す話でした。

ちなみに、救い出すまでに立ちはだかった敵は皆殺しにします。

 

2作目である本作ですが、1作目でブライアンが結構惨い感じに殺した悪人の父親が敵です。

で、今度はブライアンと娘と元嫁が標的になるのですが、元嫁が誘拐されます。

で、元嫁を助けます。

ちなみに、救い出すまでに立ちはだかった敵は皆殺しにします。

 

以上。

1作目とだいたい一緒!でも面白いんですよね。

なんせ皆殺しですからね。容赦ないことと言ったら。このノリはセガールのとっつぁんの映画に通じるものがあります。

 

リーアム・ニーソンなんて、今調べたら1952年生まれですよ。

60超えてるじゃないですか。

 

その60超えたオッサンが、まあよく動くこと。

クライマックスなんてオッサンVSオッサンですからね。

しかも風呂場で。なんなんだこれは。

 

リーアム・ニーソンシンドラーのリストに出てた頃、こんなアクション俳優になってしまうなんて誰が想像したでしょうか。

そのうちエクスペンダブルズとかに出演してしまうんじゃないのか?

でも、アクションばかりやってて演技がダメなわけではないんですよ。

 

本作では、ブライアンが愛して愛してやまない一人娘のキムに彼氏ができた事を、元嫁に告げられるシーンがあるんですが、その時の、「動揺しまくってるのにそれを隠そうとする演技」が神がかっています。

 

 

1作目でも思ったんですが、このブライアンという男、ダメ男なんです。

ダメ男といっても酒に溺れたり、DVしたりっていう典型的なダメ男ではないんですけど、映画の序盤を見てると「あ、このオッサンだめだ」ってすぐ分かるんですよ。

 

まず、人の言う事を聞かない。やめろって言われてもやるし、頑固だし、融通は利かないし、自分を曲げない。頑固オヤジ炸裂ですよ。イーストウッド並みですよ。イーストウッド本人が頑固かは知りませんが。

 

そりゃ離婚されるわ・・・

って思うんですけど、このしつこさ、頑固な拘り、偏執が、こと悪人を相手にすると超効果ありまくりで、爽快感がすごいです。

 

 

しかし、無慈悲に殺戮しますけど、今回の敵はどの程度の悪人なのかよく分からないんですよね。

敵の親玉のオッサンがいるんですが、彼の動機は「息子の敵をとる」事なんです。

「娘を守る父VS息子を守れなかった父」の対決になってるんですよね。

 

「96時間/リベンジ」っていう邦題ですけど、リベンジしたいのは敵の方ですからね

今回96時間も全く関係ないし。

原題は「TAKEN2」なんで、原題はなんもおかしいことないんですけど。「アドレナリン」もそうでしたけど、原題と関係ない邦題つけると続編でよく分からない事になるんですよ。なんで96時間にしたんだよ。

 

まあ、話を戻しますと、今回の敵は息子を殺されたオッサンが、主人公に復讐するために襲ってくるっていう内容でして、その敵のオッサンには配下がいるんですけど、こいつらがどれだけ悪人なのか良くわからない。

 

手に1作目の人身売買組織の人間と同じタトゥーをしているので、「悪の組織の人なんだよ、だから殺してもいいんだよ」っていう理屈なのかもしれませんが。

 

でもまあ、ブライアンとしては火の粉は払うというか、襲ってくるもんだから片っ端から殺してくわけです。流れ作業で殺していきます。

ここらへんはキス・オブ・ザ・ドラゴンあたりからのリュック・ベッソンならではの「タンパクに殺す」流れです。

 

 

ちなみに、今作は後半25分がかなり大幅に作り変えられたようです。

特典映像に「もうひとつのエンディング」が入っているので、何の気なしに再生したら映画本編のラスト25分がまるっと再生されました。エンディングとは違うだろコレ・・・

 

本編では、元嫁がさらわれてしまい、それを助けに行くんです。その過程で殺すわけです。(ちなみに、最終的に26人殺す模様。)

 

なんですが、当初作られたバージョンだと、中盤で嫁を助けてしまうんです。

さらわせないんです。

 

こんな芸当、未来少年コナンくらいでしか見た事ありませんよ。

 

で、娘と元嫁をイスタンブールのアメリカ大使館(領事館だっけ?)に預けて、安全を確保してから「じゃ、ちょっと行ってくるわ」って感じで殺しに行くわけです。

 

監督としては、さすがにこれは主人公こわずぎじゃね?助かったのに殺し行くの?って思ったようで、「やっぱり元嫁がさらわれたので、助ける過程でしぶしぶみんな殺したよ」っていう脚本に作り変えられたようです。

 

なんでかなあ。最初の脚本でもいいと思うけど・・・

 

 

ちなみにクライマックスの見所としては、敵を皆殺しにして、残るは親玉のオッサン一人になるシーンになると思います。

 

このオッサン、単体では戦闘能力がないんですよ。他の手下がみんな殺された時点で、すでに生殺与奪権をブライアンにがっしり握られているんです。

 

その時の、めちゃめちゃ怯えきったような、諦めきったような演技がこれまた凄い。

 

で、そんな憔悴したオッサンにブライアンは「村に帰れば、見逃してやるよ。帰らないと殺すよ」って2択を迫るわけです。

実質1択だけどな。

 

当然オッサンは「わかりました。帰ります」ってなるわけです。

で、オッサンの前に拳銃を置いて、ブライアンは背を向けるのですが、オッサンはその銃を手に取り、ブライアンを背後から、撃つ・・・・

 

でも、弾が出ないんですね!ブライアンが抜いてたんですよ!弾を!!

 

で、抜いてた弾を「残念、罠でしたー」って感じでオッサンに見せつけて、殺すわけです。

この時の殺す時の感じが「あーもう」っていう表情で非常に味わい深い。

フリーザに気をわけてやったのに背後から攻撃された悟空のような、怒りと哀しみのないまぜになった表情ですよ。

 

 

96時間というシリーズは、リーアム・ニーソンというおっさんの魅力を味わいつくす映画なんですね。かっこいいリーアム・ニーソン、疲れ切ったリーアム・ニーソン、あーもうな感じのリーアム・ニーソン、最後は幸せそうなリーアム・ニーソン

 

いやー、なんて魅力的なオッサンなんだ。

顔はクマさんみたいで大人しそうなのに。

 

まあそんなわけで、「96時間/リベンジ」は悪即斬の爽快感と還暦超えのオッサンのアクションが楽しめる良作です。

1作目を楽しめた人なら是非、1作目を見ていない人ならまとめて観賞をオススメします。

 

あ、ちなみにロケ地はトルコのイスタンブールです。あんな車ばっかりの場所でよくこんなロケできたなあ・・・と感心しきりでした。

 

 

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ちなみにこっちでもリーアム・ニーソンがアクションしてます!!

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