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ゾンビ映画で主人公がTシャツ着てるのが納得いかない

だって噛まれたらゾンビになるんですよ。プロテクトしろよやる気あんのか

「ゼロ・ダーク・サーティ」見てやっぱりアメリカさんはカスだなって再認識しました


映画『ゼロ・ダーク・サーティ』予告編 - YouTube

 

ゼロ・ダーク・サーティ見ました。

 

まず率直な感想を述べますと、長い

長くてしんどい

 

つまらないわけではないですし、駄作と言うつもりもないですが、ダークナイト・ライジングやホビットの冒険の2時間半と比べると、非常にしんどかったです。

 

やはりエンターテイメント性が低いのが一番の原因だろうとは思いますが、全体的に冗長な構成だったように思います。これ2時間に収まったんじゃないかなー?

wikipediaを見ると「アクション・サスペンス」と書いてありますが、誰が何と言おうとこの映画はアクション・サスペンスではなかったです。

 

本編中ずっと、ヒリヒリしたような緊張感があり、そこは中々見ごたえがありました。

冗長ですが、退屈とはまたちょっと違う感じでしたね。

 

とはいえ、観終わったあと、満足感がないといいますか、うーん・・という微妙な感じになった事は否定できません。

エンターテイメント性が低いのであれば、代わりに何があるかというと、別に何もないように感じてしまいました。

テーマも、よくよく考えるとよくわかりません。

 

アメリカ賛美なのかというと決してそんな事はありません。

アメリカが9.11以降、捕虜に対して拷問を行った事や、ビン・ラディン殺害の際には非武装の女性を何人も殺害している事が描かれています。

 

かといって、アメリカの行いを批判したいのかと思えばそういうわけでもない。

捕虜への拷問シーンなどが描かれていますが、実際あんな程度で済んでいるわけありません。そもそも、イラクやアフガンでアメリカはもっと残虐で非人道的な行いを山ほど行っているわけですし、アメリカを批判したいのであればもっといくらでも描き方はあったはずです。

 

じゃあタリバン批判をしたいのかといえば、これもやはりそうではない。

 

そもそも、9.11はなぜおきたのか、アメリカはなぜイスラム国家に恨まれているのか、アメリカはどのような主張をしているのか、このあたりの背景が描かれていません。

 

つまり、テーマというか、結局何が言いたいの?というのがイマイチよく分からなかったんですよね。

淡々とビン・ラディンを追い続けた女性の10年間が描かれて行きます。

いわば、「10年もビン・ラディンを追い続けた執念の女性がいたんですよ」と伝えられるだけのような。見ている側は、「はあ、そっすか」としか言いようがないわけです。

 

ドキュメンタリーならまだ作り手の主張が何かしらあるので、こちらもある程度の主体性を持って見れるのですが、これはドキュメンタリーでもなく、「実録」といった雰囲気です。

 

そもそも、主人公のマヤが執念で10年間ビン・ラディンを追うという話なのですが、それがピンとこない。

なぜマヤがそこまでの執念を持ち得るのか?

その理由が「仕事だから」という以外とくに描かれません。実話をもとにしているので、本当に仕事だったからと言われればそれまでなのですが、その辺りが描かれていないので、見ている側としてはそこまでマヤの執念を感じません。

なんか調べてるうちに10年経ってしまった、というような感じです。

 

その10年も、シーンが飛び飛びで、見ていて10年の歳月を感じません。シーンが切り替わり、1週間後くらいの感じで観ていたら、「あれから4カ月よ」とかセリフで知って「あ、そんなに経ったの」というような進み方です。そこらへん、もう少しどうにかなったのではないでしょうか。

 

章仕立てで、章のタイトルがちょいちょい入るのですが、これもピンとこない、というか正直いらんだろと思いました。

 

あとは劇中で10年も経過するので、登場人物が色々出て来るのですが、その人物達に対する説明がありません。なので、その人物がどういう人物なのかが見ていて良く分からない。見続けていると、「あ、この人はそういう立場の人なのか」と後から気付く感じで、このあたりも神経を使います。

章仕立てにする必要ないからこういう所なんとかせえよ。

 

 

マヤはずっとビン・ラディンを追っているわけなのですが、実際に追っているのはビン・ラディンではなく、その側近です。

側近をずっと追っていたら、ビン・ラディンも一緒に住んでた、という塩梅で、「なんやそれ」という感じでした。

もちろんビン・ラディンを見つける一番の手掛かりとして側近を追っているので、不自然なわけではないのですが、こっちは側近が見つかるか?見つからないか?というテンションで観ているので、「あそこ、ビン・ラディンおんで!」みたいな事をいきなり言われてもテンションの調整がついていかず、あ、中ボスかと思ったらラスボスだったの?という肩すかし感もありました。

まあ実話だからそこらへんは仕方ないんですけども。

 

ラストの襲撃シーンも、本作のクライマックスなシーンなんですが、やっぱり長い。

3分の1は削れたと思います。しかも夜のシーンなもんで、全体的にやたら暗い。何してるのか全然見えません。

リアル感を出したかったのでしょうが、長いわ何してるのか分かんないわで、かなりフラストレーションがたまりました。

しかもアメリカがゲスい。

アメリカの会議室で衛星の写真見ながら

「この家、多分ビン・ラディンいますよ」

「いなかったらどうすんの?」

「いる!絶対いる!!証拠はないけどいる!!」

「うーん・・・じゃあ、襲撃・・・しちゃおっか!」

みたいな感じで外国の家に乗り込んで、住んでいる人をどんどん殺していきます。

夫を殺されて泣いている女性も殺します。

で、家の奥に進んでいって、あ、人だ!パンパン!!あれ、死体見たらビン・ラディンだった!やったね!!あ、ついでに家にあったパソコンとか書類とか全部持っていこう!お宝お宝!!

みたいな感じです。

山賊か 

 

純粋にアメリカという国に嫌悪感しか感じませんでしたよ。なんなんですか。

 

というわけで、人生の特等席を見た反動もあると思いますが、全体的にイマイチな作品に感じてしまいました。

 

・・・・・・うーん。

 

 

戦争はよくないよ

 

 

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